元利均等返済は、読み方は「がんりきんとうへんさい」、住宅ローンの元金と利息をあわせ、毎月一定の金額を支払う返済方法です。
この記事の目次です。
1. 元利均等返済とは
2. 元利均等返済のメリット
3. 元利均等返済のデメリット
4. 元金均等返済と元利均等返済と繰り上げ返済について
5. 元利均等返済のシミュレーションと借入返済予定表の例
元利均等返済(がんりきんとうへんさい)は、住宅ローンの元金と利息をあわせ、毎月一定の金額を支払う返済方法です。
元利均等返済のメリットは、返済額が安定しているので返済計画が立てやすいことです。
元利均等返済のデメリットは、返済当初は、返済額に占める利息の割合が高くローン残高が減りにくいため、総支払額が「元金均等返済」よりも多くなることです。
元金均等返済の方が総返済額が少なくなりますが、繰上返済を併用すれば元利均等返済でも総返済額を少なくすることは可能です。 将来のいつ支出が増えるかや毎回の返済額に無理がないかどうか考慮して決めましょう。
繰上返済は、元金返済を前倒しする方法です。毎月の返済額とは別に、まとまった額をすべて元金に充てて返済することで、その分の支払い利息が消え、総支払額を減らすことができます。
3000万円の借入を年利1.54%、元利均等返済方式、35年で返済する場合のシミュレーションと借入返済予定表の例です。
元利均等返済のシミュレーションの例です。
毎月の返済額 | 92,439円 |
1年間の返済総額 | 1,109,268円 |
返済総額 | 38,823,723円 |
毎月の返済額 | 92,439円 |
元利均等返済の借入返済予定表の例です。
返済総額 | 毎月返済分 | 残高 | ||
内元金 | 内利息 | |||
合計 | 38,823,723 | 30,000,000 | 8,823,723 | - |
回数 | 毎月の返済額 | 毎月返済分 | 残高 | |
内元金 | 内利息 | |||
1 | 92,439 | 53,949 | 38,490 | 29,946,051 |
2 | 92,439 | 54,019 | 38,420 | 29,892,032 |
3 | 92,439 | 54,088 | 38,351 | 29,837,944 |
4 | 92,439 | 54,157 | 38,282 | 29,783,787 |
5 | 92,439 | 54,227 | 38,212 | 29,729,560 |
6 | 92,439 | 54,297 | 38,142 | 29,675,263 |
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返済予定表は、住宅ローンの毎月の返済額やその元金と利息の内訳、借入金残高などが記載されている書類のことをいいます。
用語をまとめています。
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