住宅ローンは、住宅を買ったり改築したりするために組むローンです。
この記事の目次です。
1. 住宅ローンとは
2. 住宅ローンの借入先の種類
3. 住宅ローンの金利タイプ
4. 住宅ローンの元金と利息の返済方法
5. 住宅ローンの店頭金利と適用金利
6. 住宅ローンの審査
住宅ローンは、住宅を買ったり改築したりするために組むローンです。
住宅は、人の居住を用途とする建築物を意味することばです。
ローン(loan)は、「何かを貸す」という意味を表す言葉です。 銀行では、個人の顧客に融資(お金を貸す)する場合の商品のことをローンといいます。
住宅ローンの種類(主な借入先)としては、民間の金融機関が提供している銀行の住宅ローンのほかに、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供する「フラット35」、財形住宅融資や自治体融資などがあります。
民間の金融機関が提供している銀行の住宅ローンです。 金融機関によって取り扱っている金利タイプに違いがあります。
フラット35は、民間と住宅金融公庫が提携して実現した最長35年長期固定金利の住宅ローンです。
住宅金融支援機構は、民間金融機関と提携して「フラット35」などのローンの提供や省エネ住宅などの良質住宅の普及を推進している独立行政法人です。
住宅ローンの金利タイプには、変動金利型、固定金利選択型、全期間固定金利型などの金利タイプがあります。
変動金利型の金利タイプは、借入期間中に適用される金利が変動する金利タイプです。
全期間固定金利型の金利タイプは、契約時点で、借入期間中の金利が固定されるタイプです。
固定金利期間選択型の金利タイプは、借り入れ当初から2年、3年、5年、10年、15年などの一定期間中の金利が固定される金利タイプです。
住宅ローンの元金と利息の返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。
元利均等返済は、読み方は「がんりきんとうへんさい」、住宅ローンの元金と利息をあわせ、毎月一定の金額を支払う返済方法です。
元金均等返済は、読み方は「がんきんきんとうへんさい」、毎月、一定の金額の元金と利息をあわせた金額を支払う返済方法です。
住宅ローンの商品比較の情報を見ていると「店頭金利」と「適用金利」という表記を目にします。 「店頭金利」と「適用金利」の意味についてまとめました。
店頭金利は、基準金利ともいい、金融機関がもともと設定している金利を意味する用語です。
適用金利は、店頭金利から割引や優遇をしてもらった後の金利を意味する用語です。 実際に住宅ローンを借りる際の金利です。
住宅ローンの審査についての情報をまとめていきます。
一般的な住宅ローンの審査の流れは以下です。
一般的な住宅ローンの審査の主な項目は以下といわれています。
用語をまとめています。
資金計画は、中長期的な収入と支出を算出し、適切な購入予算を決めた上で、その調達計画や支払計画、返済計画を立てることをいいます。 住まいの購入を検討する際は、物件をチェックする前に資金計画を立て、借入額は無理なく返済できる額にすることが重要です。
Copyright (C) 2022-2023 住まい辞典. All Rights Reserved. Loarding…