元金均等返済は、読み方は「がんきんきんとうへんさい」、毎月、一定の金額の元金と利息をあわせた金額を支払う返済方法です。
この記事の目次です。
1. 元金均等返済とは
2. 元金均等返済のメリット
3. 元金均等返済のデメリット
4. 元金均等返済と元利均等返済と繰り上げ返済について
5. 元金均等返済で変動金利の場合
6. 元金均等返済がない銀行も
元金均等返済は、読み方は「がんきんきんとうへんさい」、毎月、一定の金額の元金と利息をあわせた金額を支払う返済方法です。
元金均等返済のメリットは、元金の減り方が「元利均等返済」に比べて早い点、元金均等返済の方が総返済額が少なくなる点が挙げられます。
元金均等返済のデメリットは、当初の返済額が「元利均等返済」より高くなる点です。
元金均等返済の方が総返済額が少なくなりますが、繰上返済を併用すれば元利均等返済でも総返済額を少なくすることは可能です。 将来のいつ支出が増えるかや毎回の返済額に無理がないかどうか考慮して決めましょう。
繰上返済は、元金返済を前倒しする方法です。毎月の返済額とは別に、まとまった額をすべて元金に充てて返済することで、その分の支払い利息が消え、総支払額を減らすことができます。
元金均等返済で変動金利の場合についてです。
変動金利型の金利タイプは、借入期間中に適用される金利が変動する金利タイプです。
変動金利型住宅ローンで5年経過後の返済額の上限は今までの125%までというルールを5年ルールや5年間ルール、125%ルールといいます。
変動金利の住宅ローンでも「元金均等返済」を選択した場合は、一般的に5年ルール、125%ルールは対象外となります。
銀行によっては元金均等返済がない場合もあります。 利息収入の少ない、住宅ローンの審査に通る人が減らないように、などの理由で元金均等返済よりも元利均等返済を勧められることがあるようです。
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