住居表示とは―住居番号と地番の違いなど

住居表示は、住居表示に関する法律に基づいて住所を表すこととする制度、またそれによる住所の表示のことです。

1. 住居表示とは

住居表示は、住居表示に関する法律に基づいて住所を表すこととする制度、またそれによる住所の表示のことです。

各市町村が制度を実施し定めるものであり、登記所（法務局）が定める地番とは異なります。

住居表示に関する法律は、合理的な住居表示の制度及びその実施について必要な措置を定め、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする法律です。

住居表示を表す英単語は「Addressing System」です。

「住居番号」と「地番」は異なる概念になります。

地番は、一筆ごとの土地ごとに付されている番号で法務局（登記所）が定めた住所です。

住居番号は、昭和37年に制定された住居表示に関する法律にもとづき、以前は土地の地番で定めていた住所をわかりやすくするために各自治体が定めているものです。地番とは別の符号で、日常生活や経済活動上の便宜、向上を図るため、一定の基準に基づいて順序よく、建物毎に付番されています。

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